今シーズン子孫を残すことができなかったクマゲラ。その時営巣していたメスは羽の一部が茶色っぽい色をしていた。この日出会ったクマゲラの羽は黒く、同じ個体かは不明。何はともあれ、営巣に失敗した後も、フィールドの森で雌雄のクマゲラを確認できた。  ...

 この日のエゾシマリスは完熟した木の実を美味しそうに食べていた。よく見ると種子は食べずに実だけ食べるよう。完熟の度合いは匂いで分かるのか、熟していないものは食べない。野生動物の嗅覚は人間よりはるかに優れているのかもしれない。  ...

 夏鳥もいなくなり静かすぎるフィールドの森。ミソサザイでさえ地鳴きで確認できる程度。そんな中、久しぶりに聞こえてきたミソサザイの歌声。体重は9gほどで、10円玉2枚を手のひらにのせた重さしかないミソサザイ。この小さな体に、生きる全てを詰め込み、ありったけの声を ...

 エゾリスは警戒心も強いが好奇心も強いようだ。時々、チラッとカメラの方を向くことがある。そんな瞬間を期待して撮影。一瞬の振り返りは思っていたよりも被写体ブレするので、シャッタースピードは速めに設定する。樹上から挨拶しているように見える?画をピックアップ。 ...

 エゾリス、エゾシマリス、エゾナキウサギ、エゾモモンガは北海道にしか住んでいない森のアイドル。四方を海に囲まれている北海道には、特有の生態系を形成している野生動物はまだ他にもいるようだ。もし会えるのなら、次はエゾクロテンに会ってみたいもの。野生動物も笑う ...

 エゾナキウサギの一日は、ガレ場の中で寝ていることが多いのだとか。たまに外でもゴロンと横たわったり、居眠りするらしいのだが、けっこう貴重なシーンらしい。この日初めて居眠りシーンに遭遇。ぐっすり寝るのを待って撮影。起こさないようにすると、このアングルでしか ...

 気温が高くなるにつれエゾナキウサギは姿を見せなくなってきた。時々姿を見せるものの風穴前の日陰で日向ぼっこ。日が当たり始めたばかりの土の上で日向ぼっこするエゾナキウサギも。どちらも初めて見る光景。氷河期の生き残りだけに気温が高いのは苦手なよう。  ...

 初めて見るエゾナキウサギの毛繕いシーン。この日は2度も遭遇。かなりリラックスしている。エゾシマリスのように毛繕いシーンの中に、ユニークな姿が見られるのでは期待したものの画のようなシーンが続くだけ。エゾナキウサギは立つことができないので、前足を手のように使 ...

 子どもとはいえ、まもなく独立しなければならないエゾナキウサギ。その仕草は、落ち着きのなさを除けば大人とほぼ同じ行動。リスもそうだが、野生動物の成長ははやい。子どもの瞑想シーンだけ、いくつか選んでみた。  ...

 シャッタースピードを変える時のわずかに発する機械音にも敏感に反応していた子どものエゾナキウサギ。一方、大人はというと、距離さえ保てば、機械音には反応しない?。経験からくる大人の余裕でしょうか??。それとも・・・。この日も、瞑想してるかのような画を何枚も ...

↑このページのトップヘ